かながわ避難者と共にあゆむ会は、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)にご協力いただき、11月30日に「広域避難者支援ミーティング in かながわ」を開催しました。東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の影響により避難されている方々を支援する団体や、避難されている方々による自助グループに登壇をお願いし、会場内は避難者支援に関心を持ってお集まりいただいた方々でほぼ満席になり、熱気のあるミーティングとなりました。ミーティングへのご協力、ご参加、誠にありがとうございました。また、今後の継続開催を期待する声も数多くいただきました。引き続きご指導ご協力を賜りますようお願いいたします。
第1部では、福島県の避難者支援課のご担当者と、東京および埼玉で活動されている団体にご登壇いただき、支援の内容や事例を発表していただきました。第2部では、神奈川県の支援団体や、避難当事者による自助グループにご登壇いただき、具体的な支援の取り組みや支援の手法等の情報を共有していただきました。神奈川県内には主要な支援団体が集まる会議や協議会がいくつかありますが、この広域避難者支援ミーティングでは、地域密着型の活動をされているグループも含め多くの団体に顔合わせをしていただきたいという目的もあり、各団体には短い持ち時間の中で活動紹介をしていただきました。それぞれ地域や対象となる方々が異なっていても、共通する課題があることも分かりました。
※ミーティングの詳細については、こちらの報告書をご覧ください。
2014年11月8日(土)、神奈川県社会福祉会館で「オール福島交流懇談会」を開催しました。肌寒い天気の中、13名の方々にお越しいただきました。久しぶりにお顔を拝見できた方、遠くからお越しいただいた方もおられ、スタッフも一緒に楽しい時を過ごしました。
福島県東京事務所、神奈川県安全防災局を始めとする自治体職員や各町の復興支援員の方々、神奈川県社会福祉協議会、かながわ避難者見守り隊、横浜弁護士会からもご参加いただき、避難されている皆様と積極的にコミュニケーションを取っていただきました。また今回、南相馬市小高区のご出身であり民謡の全国大会で優勝されたご経験もある藤澤シゲノさんに「相馬流れ山」などの民謡をご披露いただき、素晴らしい歌声にアンコールを求める声も上がりました。
お集まりいただいた皆様同士の歓談も盛り上がり、「忘年会をしよう」という話題がトントン進んだテーブルもありました(今回お越しになれなかった皆様からも「私たちも忘年会、新年会をしたい」というお声があれば、あゆむ会がサポートいたしますので、是非ご相談ください)。「横浜は遠いから住まいの近くで交流会を開いてほしい」というお声もいただきました。今後の活動の参考にさせていただきます。
平成26年9月15日(月・祝)、吉野町市民プラザ(横浜市南区)において、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の影響で故郷を離れて暮らしている方々を対象とした「第5回ふるさとコミュニティinかながわ」を開催いたしました。第5回を迎えたこのイベントは、今回初めて神奈川県との協働事業としての開催となりました。県との協働によって、これまで開催情報をお届けできていなかった方々にもお知らせすることができました。その結果、過去最大の110名のご来場者をお迎えしました。来場者アンケート(回収63件)によると、避難元は岩手県2名、宮城県が6名、その他は福島県の方々でした。また、現在のお住まいは神奈川県だけでなく、東京、千葉、埼玉からもご来場いただきました。
平成26年9月15日(月・祝)、吉野町市民プラザ(横浜市南区)において、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の影響で故郷を離れて暮らしている方々を対象とした「第5回ふるさとコミュニティinかながわ」を開催いたしました。心地よい気候の中、110名の方々にご来場いただきました。運営および広報にご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。また、神奈川県外からも多くの皆様にご出演、自治体等からの職員派遣でお越しいただきました。詳しい報告は追って公開いたします。
次回のふるさとコミュニティは平成27年3月28日(土)、波止場開館(横浜市中区)での開催を予定しております。どうぞご予定ください。
2014年9月6日(土)、かながわ県民センターにて「つながろう! 浪江町」を開催しました。たくさんの方々にお集まりいただき、終始なごやかな雰囲気のもと、会話が弾んでいました。浪江町から職員2名、県外復興支援員4名もお越しいただき、ご参加の皆様と懇談されました。スタッフもお話を聞かせていただく中で、まだまだご苦労も多く、さまざまな課題があることを認識しました。
今回、初めて交流会にお越しくださった方もいらっしゃいました。なかなか情報が手元に届かず、身内の方に調べてもらって知ったという方もおられ、まだまだ情報発信に取り組む必要があることが分かりました。
【概要】
日時:2014年9月6日(土)13:30~15:15
場所:かながわ県民センター 講義室1
ご参加者:神奈川県内などに避難されている方24名
主催:かながわ避難者と共にあゆむ会
共催:かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)
《かながわボランタリー活動推進基金21(協働事業負担金)対象事業》
8月の神奈川散歩カフェは、「根岸森林公園と三渓園コース」でした。朝早い時間帯はまだ雨が残っていたため天気が心配でしたが、集合時間には雨も上がり、少し涼しくなった天候のなか散策を楽しみました。避難されている方8名(大人8名)、スタッフ6名(神奈川県歩け歩け協会3名、あゆむ会3名)が参加しました。
9:30に山手駅を出発し、坂道を登って根岸森林公園を訪ねました。広々とした敷地内には、日本初の競馬場の跡があり、予想外に立派な建物跡に驚きの声が上がっていました。公園内には、中央競馬会の馬の博物館(入館料:大人100円)があり、ポニーも飼育されています。
次に、細い坂道を下って白滝不動尊を訪ねました。控えめな滝と社、急傾斜の石段が印象的でした。
さらに、広大な日本庭園として知られる三溪園を訪ねました。まずは、園内の茶店で喉を潤し、腹ごしらえしてから、数々の重要文化財を見て回りました。参加者もぐっと打ち解けて、楽しく会話が弾みました。