2014年4月19日(土)、平成26年度最初の「かながわ・あづまっぺお茶っこ会」を開催しました。福島県から神奈川県内に避難されている方5名と、避難されている方のご家族(神奈川在住)にお越しいただきました。
最初にスタッフも含めた自己紹介から始まり、ランチやお菓子を食べながらそれぞれ近況などを話されていました。今回参加された方々のご出身やお住まいがとても近いことがわかり、話が盛り上がっていました。
ランチが一段落したところで、瀬川晶司五段による将棋指導会が始まりました。この指導会をいつも楽しみにしてくださるご兄弟が、熱心に将棋盤に向き合っていました。将棋をされない方も、石けん粘土を使ったものづくりや、その場でお作りする名刺でなごやかに過ごされました。名刺に趣味やひとことメッセージを入れておくと、初めてお会いする方ともコミュニケーションが取りやすくなりますので、ぜひご活用いただければと思います。
かながわ避難者と共にあゆむ会(鈴木 實 代表)は、平成26年度かながわボランタリー活動推進基金21の協働事業負担金課題部門の新規事業として当会の「県内避難者との協働による支援ネットワーク構築事業」が採択されたことを受け、神奈川県内に避難されている方々および支援・市民団体との協働による支援ネットワーク構築事業をさらに推進します。
この事業は、東日本大震災および東京電力福島第一原発事故により神奈川県内に避難されている方々の生活再建を、避難者自身、被災自治体、支援・市民団体、行政機関等が協働して支援していくことを目的としています。特に、長期にわたる避難生活の中で分断された避難者のつながりを復活させ、避難者自身が主体的に生活再建と相互支援に取り組んでいけるようなネットワークづくりを主眼に置いています。
これまでの当会の事業は、福島県からの助成金や、団体・ご協力者・ご支援者からのご寄付を基に、ボランティアメンバーが中心となり運営してきました。今回のかながわボランタリー活動推進基金21の協働事業負担金の採択によって、さらに安定した体制で、自治体や各種支援・市民団体との連携を強めながら事業を推進できることとなります。
これらの事業は、避難されている方々の置かれている状況の変化を見据えながら必要に応じて内容を変えていくことを前提として、かながわボランタリー活動推進基金21の協働事業としては最大5年間の継続が可能な運営体制を確立します。その一貫として、かながわ避難者と共にあゆむ会のNPO法人化も検討していきます。
事業の詳細につきましては、プレスリリースをご参照ください。
「基金21 を通じて神奈川県と協働で避難者支援を推進」(2014/4/10付け、PDF形式、157KB)
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「かながわ避難者と共に歩む会」主催による福島県南大熊町民交流懇談会「また会おう!! みんなで歩もう! 大熊町」のお知らせです。
東日本大震災から3年が過ぎました。神奈川での暮らしも慣れてきた半面、いまだ先行きの不安や今後の生活についての心配もあるかと思います。同じふるさとの者同士で近況や悩みを語り合い、これからも『大熊町仲間』として寄り添い励まし合っていきませんか。
皆さまとの懇親を深め、ふるさとの新しい動きなどをお知らせしてもらえるように大熊町役場の方にも参加をお願いしています。
【対象】
福島県大熊町から避難されている方(参加費無料)
【日時】
2014年5月17日(土)13:00~15:00
【場所】
かながわ県民センター11階 講義室
横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2(横浜駅西口/きた西口より徒歩5分)
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「かながわ避難者と共にあゆむ会」では、今年度も、神奈川近郊に避難されている皆さんが気楽にお話できる「お茶っこ会」を定期的に開催します。ランチを食べながらお互いの近況や困っていることなど語り合い、相談し知恵を出しあいましょう。お弁当などをそれぞれお持ち込みください。
今回は、お茶っこの後にプロの将棋士[瀬川晶司五段(NEC所属)]による将棋教室と、ものづくり体験を開催します。どうぞお気軽にご参加ください。
※将棋教室に参加ご希望の方は、人数の都合がありますので事前にお申し込みをお願いします。
【対象】
東日本大震災および東京電力福島第一原発事故の影響で避難されている方ならどなたでも参加できます。(参加費無料)
【日時】
2014年4月19日(土)
12:30~14:00 お茶っこ会(それぞれお弁当などお持ちよりください)
14:00~15:30 将棋教室・ものづくり体験
【場所】
かながわ県民センター11階 コラボスタジオ
横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2(横浜駅西口/きた西口より徒歩5分)
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東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で避難生活を続けておられる方々と、藤沢市の有志の方々の協力による作品展が、藤沢市の湘南台にて開催されます。和布細工工房「ほのぼの」代表の高原カネ子さんが福島県の楢葉町から藤沢市に一時避難されていたご縁で、この企画が実現しました。
震災から3年たった今、高原さんを中心に福島県内の仮設住宅や借り上げ住宅で和布細工工房「ほのぼの」教室の輪が広がっています。藤沢市民からも材料として着物などを寄贈するなど、交流が続いているそうです。
高原さんは、「第2回ふるさとコミュニティinかながわ」にご出演いただいた「ならは天神太鼓うしお会」の代表も務めておられます。