今年度で創立25周年を迎えられた東京福島県人浜通り会様より、平成26年1月26日、福島県浜通り地方ご出身の皆様への支援に対する感謝状を頂戴いたしました。
今後とも微力ではありますが、「共にあゆむ」べく活動をおこなってまいります。
「かながわ福島支援ふるさとバス」2便(12/21-22郡山/福島行き)と3便(12/28-29 いわき行き)の運行が完了いたしました。どちらの便も渋滞などの大きな支障なく安全運転で往復できましたこと、また、参加者の皆さまにはスムーズな運行にご協力いただけましたこと、深く感謝申し上げます。
バスで同行させていただいたスタッフは、現地の仮設住宅などで避難生活を送られている方々や現地で活動していらっしゃる方々にお話を伺う機会を得ました。これを今後の活動につなげていけるように、経験を共有していきます。
末筆ながら、避難を余儀なくされている皆さまが年末年始をどのようにお過ごしになるのか心に留めながら、安心して暮らせる日が早く来るように願っております。また来年には元気なお顔を拝見できるのを楽しみにしております。
2013年12月14日(土)、かながわ避難者と共にあゆむ会の主催で、東日本大震災と原発事故の影響で避難されている方々をお招きしたクリスマス会を実施しました。当日は、お子さまを含めて27名のご参加がありました。
ご参加の皆さまに自己紹介をしていただいた後、横浜市立青木小学校「よこはまAOKIジュニアコーラス」による澄んだ歌声のクリスマスソングでなごやかにスタートしました。
「原発避難者が抱える課題とその支援のありかたを考える勉強会」
11月23日(土)17時より、当会および関連団体のスタッフを対象とした広域避難に関する勉強会を開催しました。この勉強会では、首都大学東京准教授の山下氏、福島県富岡町から避難し、「とみおか子ども未来ネットワーク」を立ち上げた市村氏のお二人を迎え、避難者が置かれた現状と課題をお聞きすると共に、今後の支援のありかたについての意見交換を行いました。社会学者と当事者、双方の立場から避難問題に深く関わっているお二人のお話を聞けたこと、広域避難の状況と問題点について考える時間を持てたことは、私たちの今後の活動にとって大変有意義なものでした。
平成25年11月23日(土)午後、福島県富岡町民交流懇談会「みんなで語ろう!富岡町」を開催しました。天候に恵まれ、また、参加された16名の皆様の熱気が感じられる会となりました。
冨岡町からは町の職員3名と、社会福祉協議会の職員1名が駆けつけてくださいました。また、福島県の生活環境部避難者支援課で主に神奈川県と静岡県への避難者を担当されている職員の方にも応援に来ていただきました。
冨岡町の職員の方には町の現状についてご説明いただいたほか、参加された皆様からのさまざまな質問にお答えいただき、充実した情報交換の場となりました。にぎやかな懇談の後に設けられた、参加者の皆様から発表やコメントをいただくコーナーについても、多くの方から積極的にお話しをいただきました。冨岡町民の集まりをもっと頻繁に持ちたいとのコメントもいただきました。ぜひ皆様からそういった集まりの呼びかけなどをしていただけるように、私たち「かながわ避難者と共にあゆむ会」もできる限り協力して参ります。
平成25年10月26日(土)午後、福島県双葉町民交流懇談会「みんなで語ろう!双葉町」を開催しました。台風27号の進路はそれたものの悪天候が心配されたためか、やや少なめでしたが7名の方々にご参加いただきました。
双葉町からは職員2名と復興支援員1名を派遣していただき、伊沢史朗・双葉町長からのメッセージをお伝えいただいたほか、町民の方々や支援者と熱心に情報交換をされていました。復興支援員の方は情報発信などを担当されているとのことで、双葉町ホームページや双葉町公式YouTubeチャンネル(動画配信)の紹介なども行われました。
双葉町では「復興まちづくり計画(第一次)」を推進されているほか、町民のコミュニティー維持を重視されており、11月から12月にかけて県内外9会場で『町民のきずなの維持・再生やコミュニティのあり方について意見を求める「世代別会議」』を開催されるとのことです。首都圏では、11月17日(日)13:00~17:00に東京都の全国町村会館(東京都千代田区永田町1-11-35)で開催されます。詳しくは11月の広報誌でご確認ください。
また、首都圏に避難されている方々の自治会設立についてもお話しがあり、単位としては神奈川県内に避難されている町民の方々をひとまとまりとしてはどうかとのご提案がありました。かながわ避難者と共にあゆむ会でも、今後の進展を見守りたいと思います。