東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の影響により神奈川県に避難されている方々を支援する団体、個人を対象に、具体的な支援の取り組みや支援の手法等の情報を共有するため、11月21日に「第2回広域避難者支援ミーティングinかながわ」を開催しました。
2月末日、春を感じさせる日差しの中、鎌倉市の建長寺でお茶っこ会を開催しました。午前中の「かながわ散歩カフェ」からご参加の皆様を含め、福島県、宮城県、岩手県から避難されている方々22名にお集まりいただきました。
建長寺といえば、鎌倉五山第一位であり、禅寺の先駆的存在です。お寺の一室をお借りしてのお茶っこに先立って、和尚さんの講話で禅仏教の由来や、建長寺の歴史などもご紹介いただきました。震災復興支援活動が盛んで、東北げんき市場なども継続的に行われている建長寺。「鎌倉の土地でできることをしたい」という和尚さんは、いつでも気軽に訪れてほしいと参加者に語られました。人間の三毒「慾」「怒」「妄」から心を清めていくことを、との講話のあとは、2人の和尚さんを交えてお茶っこ。皆さん、さまざまな日頃の思いを共有されました。ままどおる、ゆべしなどに加えて建長寺の国宝の鐘をかたどった梵鐘サブレもお茶請けに出され、美味しいと好評でした。
1月24日(土)、かながわ・あづまっぺお茶っこ会を相模大野で開催しました。東北3県から避難されている方11名がお越しくださり、スタッフとともにひとつのテーブルを囲んでお茶を飲みながら、さまざまな話をされていました。横浜弁護士会から参加された弁護士の方もテーブルに加わり、お困りごとの相談に乗っていただいていました。また、(株)ファンケルのご協力によるハンドマッサージは男女関係なく人気がありました。
今後も相模大野で集まりを開催してほしいとのお声もありましたので、次年度に向けて検討してまいります。
《イベント概要》
日時:2015年1月24日(土)午後1時~3時
会場:ユニコムプラザさがみはら マルチスペース
参加者:11名(福島県8名、宮城県2名、岩手県1名)
スタッフ・ご協力者:16名
主催:かながわ避難者と共にあゆむ会
後援:相模原市、相模原市社会福祉協議会
協力:株式会社ファンケル(ハンドマッサージ、マルタ君)、横浜弁護士会、かながわ避難者交流世話人会、かながわ「福島応援」プロジェクト
《かながわボランタリー活動推進基金21(協働事業負担金)対象事業》
かながわ避難者と共にあゆむ会では、「かながわ福島支援ふるさとバス」事業の第6便を実施しました。これは、あゆむ会からの情報提供に同意いただいているご登録者のうち、主に福島県から避難されている方を対象に、ふるさととの絆の維持や現地にお住まいの方々との交流などを目的として実施したものです。
この事業は、2013年8月の第1便から「一時帰宅支援」を目的として不定期に実施してきましたが、回を重ねるごとに、現地との交流もこの事業の大事な側面であることを実感し、この第6便では交流の機会を重視した行程としました。2015年最初の活動となりましたが、天候にも恵まれトラブルなく実施完了できました。ご参加・ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
《概要》
日程:2015年1月10日(土)~1月12日(月・祝)
参加者:往路13名/復路12名(のべ25名)、スタッフ9名
2014年12月6日、神奈川県社会福祉会館においてクリスマス会を開催しました。神奈川県や近郊に避難されている方40名にお越しいただき、軽食や催しを楽しんでいただきました。今回、避難されている方々も企画や準備の段階から参加され、ステージでダンスや一芸をご披露いただくなど、皆様とあゆむ会スタッフとで一緒に催しを成功させることができました。ご参加、ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
《イベント概要》
日時:2014年12月6日(土)12:30~15:00
場所:神奈川県社会福祉会館 2階ホール
参加費:おひとり300円(軽食・飲物付き)、中学生以下無料
主催:かながわ避難者と共にあゆむ会(代表 鈴木實)・避難者交流世話人会
協力:どんぐりの会、かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)、かながわ寄りそいたい
後援:神奈川県社会福祉協議会
《かながわボランタリー活動推進基金21(協働事業負担金)対象事業》