【報告】かながわ福島支援バス ふるさと交流浪江便運行しました。


3連休の11月24日(土)、25日(日)の2日間、浪江町地域スポーツセンターにおいて恒例の十日市が盛大に開催されました。昨年も当会ではふるさとバス便で参加しました。今年は富岡町に続く第2弾「浪江町と富岡町の小中学校の校歌を歌おう」という企画の一環としてお祭りの舞台に立ち校歌を披露することになりました。第1弾は、すでに富岡町えびす講市にて開催し大盛況を博しました。

天気に恵まれたこの日、定刻通り横浜を出発です。
今回の十日市での校歌披露は初日の午後2時15分からの45分間というタイムスケジュールの為、遅れては大変。スタッフはハラハラドキドキです。トラブル回避の為に前日からスタンバイしたスタッフもおりました。(お疲れ様です)
今回は、浪江町小学校6校、中学校3校の校歌を歌います。音楽教師で富岡町出身の小松様のご指導のもと、バスの中で猛練習です。(喉がカラカラ)
無事予定通り浪江町の十日市会場に到着です。

本日、参加頂く「浪江町混声合唱団」の皆様です。(あらら、一人スタッフが)
指揮をされる方は、浪江芸術文化団体連絡協議会会長の志賀様、ピアノ担当の阿部様との打ち合わせを済ませ、いざ本番。ワクワクドキドキしながらへ舞台へ。

まずは、当会の理事長山内が挨拶し、当会の活動、そして、今回の「歌う会」の取り組み及び目指すところについて紹介しました。

全9校の校歌を歌いあげました。(ちなみに、浪江、請戸、幾世橋、大堀、苅野、津島小学校、浪江、浪江東、津島中学校です)
今回、この合唱に震災当時小学校2年生だった女子高生が参加し一緒に歌って頂きました。(震災後、初めて浪江町を訪れたそうです。懐かしいよね)

会場では可愛い校歌集を400部配布しました。皆さん、校歌集を手に取り忘れかけていた校歌を大きな声で歌っていました。 ”あいゃーこんな歌だったかぁー、忘れっちまったなぁー”と一生懸命思い出している方も。
会場は、しばし懐かしい思い出の世界へと・・・
(まるで会場が学校の講堂のような雰囲気に)
最後には、「上を向いて歩こう」を会場と一体となり大合唱。
”やったー”という気持ちになりました。それと同時に安堵感も・・・

十日市を楽しんだ後は身体を癒すために、楢葉町のしおかぜ荘 展望の宿天神へ宿泊です。前回と同じお宿でしたが、温泉と食事が良いので何度泊まっても最高です。
翌日朝、十日市での「歌う会」大成功を祝し、お宿の前で記念撮影です。(晴れやかな顔です)
一行は、お宿を出発し三春町の「コミュタン福島」を見学。

見学を終え、一路横浜へ。帰りのバスの中では十日市での「歌う会」大成功だったことが話題に。

この企画の実現に際し、お祭りの実行委員会の事務局の方々からの全面的な支援と協力によるものと感謝致します。また、校歌を歌うにあたり、浪江町出身のなみえ復興大学代表の原田様、富岡町出身の音楽教師小松様、そして、浪江町混声合唱団の皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

また、この企画は多くの方面から注目が集まり、新聞社やテレビ局からの取材もありました。後日、NHK福島で放映されました。

今後もこの活動を続け、故郷の懐かしい校歌を通じ、同じ学び舎で過ごした同士が再び繋がって行くことを目指し、活動をして行きたいと思います。

(報告:あゆむ会スタッフ TT、TS 写真:MS)

※2019/01/09 一部リンク先を削除しました。

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