【ご案内】福島県浪江町と富岡町の小中学校の校歌を歌う事業について


《活動趣旨》
「NPO法人かながわ避難者と共にあゆむ会」は、東日本大震災により神奈川県内に避難されている方々を支援している団体です。
当会が立ち上がってから多くの避難者の方々と共に歩んでまいりましたが、とりわけ神奈川県内の避難者の中でも福島県浪江町と富岡町からの方々が多くおられます。
そこで、当会では・・・

ふるさと浪江町及び富岡町の伝統と文化を次の世代に伝え絆を守って行く取り組みが大切なことと思われます。
東日本大震災後、特に福島第一原発の事故から7年以上も経ち、浪江町では2017年3月31日、富岡町では4月1日に一部の地域を除いて避難指示が解除されましたが、未だに多くの町民が帰らない、帰れない状況が続いています。
このような現実の中で、「伝統と文化そして絆」を次世代に受け継ぐことの重要性を再認識しました。
当会はこの事業を実行するために、福島県の平成30年度福島県県外避難者帰還・生活再建支援補助金に応募したところ、その一部として「福島県浪江町と富岡町小中学校同窓会開催交流支援事業」が認められました。
これは、浪江町(小学校6校、中学校3校)と富岡町(小学校2校、中学校2校)の校歌を一緒になって歌うことを通して、心の絆を作り出し卒業生等による同窓会的なネットワークを作り、それを通してふるさと浪江町、ふるさと富岡町との関係を深めていこうという内容の事業です。

「あゆむ会」では、浪江町及び富岡町からの避難者の方々の参加と協力を得て、この為の事業のお手伝いをしたいと思っています。
そして、神奈川県内だけではなく東京都や埼玉県等の首都圏、福島県内の市町村等に避難されている浪江町と富岡町の卒業生にも参加を広く呼びかけて行きたいと思っています。

《実行するための事業》
1.浪江町十日市、富岡町えびす講市のお祭りで校歌を歌う機会をつくる。
2.神奈川県及び首都圏、福島県内等で卒業生に校歌を歌う機会をつくり、お互いの結び付きを強め同窓会等が開催出来るように働きかけていく。
3.これらの活動をインターネットにより広く広報し、関係者の参加の声を集めていく。
4.この事業に賛同し校歌を歌うことに協力する音楽家等の参加を広く募集する。
5.校歌の歌集をつくり配布する。
6.その他、この事業を進めるために必要と思われることに取り組む。

以上

「浪江町と富岡町の小中学校の校歌を歌う会」の活動については、ホームページをご覧下さい。
http://schoolmate.online/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

懐かしい校歌が流れますよ。

(報告:あゆむ会スタッフ TT)

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