【報告】10/29(土) 南相馬市ふるさと交流懇親会を開催しました


10月29日土曜日に横浜市西区の西地区センター 2階和室にて、南相馬市ふるさと交流懇親会を実施しました。
南相馬市では市にだされていた福島第一原発から20キロ圏内の避難指示が、居住制限区域と避難指示解除準備区域において7月に解除されました。その解除から初めての交流懇親会でした。
今回南相馬市からは、2名の職員のご参加がありました。ご参加者は8名と多くはありませんでしたが、一人ひとりがご自身の思いを語り合える会になりました。
交流懇親会は午後2時にスタートしました。
冒頭、市職員より復興に向けた市の現状などについて説明がありました。
避難指示解除で現在、帰還されている方は避難前の約1割であるとのこと、また薬局や買い物場所などの生活基盤がまだ追いついておらず、市として鋭意取り組み中であるとの説明がありました。
その後避難生活されていらっしゃる方の現在のお住まいのお悩みなどについてなど何人かの方々から意見や質問が出ました。
続いてのご参加者の自己紹介でも、「復興住宅に入りたいが条件が…」とか、自主避難されている方から「来年3月で家賃の支援が終了するが、どうしたら…」といった声があがり、皆さまの生活において、この先のお住まいの問題が大きな課題となっていることが伺えました。
歓談タイムでは、大和市に避難されているEさんがお茶をたててくださり、和菓子とともにご参加者にふるまわれました。
ご参加者からは久しぶりに本格的なお茶を飲んだという声があがりなごやかな雰囲気につつまれました。
(Eさん、この日のために準備いただきありがとうございまいした)
会場ではまだまだお話が尽きないようでしたが、午後4時にお開きになりました。
また会う日まで、みなさんお元気で。
このたびの交流懇親会では、「住まいをどうするか」という切実な問題がご参加者から多くお話しがありました。
あゆむ会では、相談チームを結成して、こうした相談をお伺いしています。
皆さまのおかれた状況は様々ではありすべてがカバーできるわけではありませんが、内容によっては専門家や民間の不動産業者につなげたりすることも可能です。
まずはお一人で悩まずにご相談いただければと思います。

(報告:スタッフJY)

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