開催報告 【3/8(金)】みんなに会いたい!楢葉町


町別交流懇談会 楢葉町民交流会  ~ みんなに会いたい!楢葉町 ~ 開催報告
 ※昨年11月9日開催に続く第2回目です。 

  • 場所:かながわ県民センター2階ホール
  • 主催:かながわ東日本大震災県内避難者支援ネットワーク
  • 協力:かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)
  • 出席:避難者3名、福島県職員2名、楢葉町職員2名


 お天気が良く、とても暖かい日でした。
 開始前には、震災前の秋のウォーキング、木戸川鮭釣り調査の動画を流し、歓談の前にはお知り合いが見つかればと仮設での先月の催しと仮設農園での野菜作りの動画を流しました。
 開場は1つのテーブルで、会場の全員がともに会話に入り大変ゆったりとした充実した時間が流れました。

★— 司会挨拶と紹介 —★
・司会挨拶(坂本さん:富岡町からの避難者)
・協力挨拶(渡辺さん:かながわ「福島応援」プロジェクト kfop 代表)
「交流会には1回目から参加してお手伝いをしてきました。
私も福島出身で福島を応援しています。どうぞ宜しくお願いします。」

★— 今後の取り組み —★
第2回ふるさとコミュニティinかながわ」3月9日(土)「波止場会館」にて開催。
楢葉町から天神太鼓も来て演奏して下さるので、皆さんどうぞいらしてお楽しみ下さい」と事務局の山内さんから催しの紹介がありました。

 

★— 楢葉町の現状 —★
平成24年8月10日から避難指示解除準備区域に再編されています。
現在の居住地の80%は福島県内で、神奈川県に52所帯、約80名の方がお住まいです。

空間線量: 町内の放射線量(平成24年11月測定分) 町内施設 町内道路

役場職員の方から区域再編や賠償の説明がありました。
26年までにインフラ整備をし、26年春に帰町判断をするとの事でした。

★— 交流・懇談 —★

県職員さん、役場職員さんが各テーブルでともに歓談しました。
避難指示解除準備区域で自由に帰宅は出来るものの、宿泊が出来ないため、神奈川県から通っての自宅の片付けの大変さを語らっていました。
片付けで財産の大半を「ゴミ」として廃棄します。
 一般の人が低レベル放射性廃棄物の処理をしていることになります。
当然、ゴミの扱い方が個人では判断に迷う部分が多く、町役場の方に尋ねていました。が、町役場の方も判断が難しく言葉に詰まる場面もありました。
家の周囲の話題の中で、除染の実態と効果に乖離があるとの話もありました。

★— 最後に… —★

主催者の挨拶がありました。(高坂さん:かながわ東日本大震災県内避難者支援ネットワーク)  「今回で今年度最後となります。皆さんにとって交流の場が大切なものであると実感してきました。来年度の交流会や支援事業は未定ですが、予算がなくとも今後も取り組んで行きたいと考えております。」

★— 司会の坂本建さんからのメッセージ —★

 これまで、かながわ東日本大震災県内避難者支援ネットワークが多大なるご尽力で交流会等を推進して下さった事に心より感謝いたします。
 「復興」と言う名の経済のためではなく、子供達が健康に暮らせる故郷を新生するために、私たち達が繋がり小さな力と想いを集め、私たち自身の手でともに道を切り開き佳き未来を作ることを目指しましょう! 今後も活動を続けます!宜しくお願いします。

~ 開催を終えて 声・メッセージ ~

 ★— 懇談中のメモ(一部紹介) —★

◎放射能
 除染の説明を聞き納得した。大きな荷物も解体してもらった。
 放射線量が場所により違うのに、1か所の値だけで町全体がOKという認識は困る。
 線量は発表されている値よりも高いはず。自分の家の値を測ると多く出る。
 自宅が「原野」と判断されている。連絡したがきちんと除染対策になるか不安。自宅と違う所で調査を受けたのでは?原野の判断はおかしい。
 国に放射線の安全基準をキチント示して欲しい。
 山林が自宅の裏にある場合、環境省の説明の表現が難しい。
 除染の仕方が不満。木がそのまま残っている。伐採してもらいたいのに落ち葉集めるだけ。

◎帰還
新聞に楢葉町が良く掲載されている。ほんとに帰れるのか?
放射線量は、帰町のためには本当に安心か?幼児・子供・和解世代全ての人々が安心して帰町出来るように。
磐線の復旧を1日も早く!!

◎一時帰宅
月に1回帰宅している。数日、福島県内に宿泊して自宅に通う。
いわきからならば頻繁に町へ寄られるが、神奈川からはそう簡単には帰れない。
指定の宿泊施設を利用すると町から補助金がある。
指定の宿は離れていて利用しづらい。便利なところに作って。
布団など持ち出せるのは13,000CPMまでとのこと。
家の中は3.11のままで止まっている。タイムスリップしたようだ。
一人暮らし。帰宅の移動だけで疲れ片付けに手が付けられない。人手が欲しい。
家の中のものを全て捨てざるを得ない。大量のごみ出し作業だ。
「ゴミ」と単純に言うが捨てざるを得ない物。私自身にとって大切な物。財産。
農耕具や家電品の処分はどうしたらいいのか?
不燃、燃えるゴミの区別がつきづらい。
貯蔵していた食料品をどのように捨てればよいか?量が多い場合も処理に困る。
家の中を片付けるにも年寄は大変。一つ片付けたら休む、片付け進まない。
戸が開けられないので、家の中が湿気だらけ。

◎その他
横須賀に2年居る。坂の上に住んでいる。風強く階段も大変。
水は飲用可と言われているが、今もペットボトルの水を飲み水として持っている。
温泉も出る水もきれいで、素晴らしい楢葉町だった。「水」!!
タブレット端末申し込んでいるが使いこなせるか不安。
あふれるくらいアンケートが送られてくる。手一杯で出さない時もある。

 

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