【報告】9/22(土)「第10回ふるさとコミュニティinかながわ」を開催しました


秋の装いも深まった9月22日土曜日、「第10回ふるさとコミュニティinかながわ」を波止場会館にて開催しました。
雨が降り出しそうな空模様でしたが、前日より飾りつけされた会場には、懐かしい人たちとの再会を楽しみに53名の避難されている方々が参加されました。

あゆむ会新理事長の開会の挨拶、自治体関係者および来賓の方々18名ご来場いただき紹介と挨拶の後、盛大に開催されました。


メインの5階会場では、皆さまから提供された品々によるつなぐ会主催チャリティーバザーコーナー、株式会社ファンケル様の協力によるハンドマッサージコーナーが設けられました。

また、同会場で横浜・港北ユニカール倶楽部様の指導のもと、ユニカール体験会が催されました。慣れない手つきでの体験でしたが、徐々にコツを摑むと即席のチーム同士による競技会が行われました。皆さん、楽しみながら汗をかいていました。

4階会場では、歓談の場として談話コーナーが設けられ、飲み物やお菓子などが提供され、お知り合いの方同士や地元役場職員、復興支援員の方々との交流も深めていました。浪江町の写真館の協力による懐かしい学校の写真展示コーナー、つなぐ会メンバーによる和布細工のものづくりコーナー、名刺作成コーナーが設けられました。

右側の椅子に座ってお手伝いしている女の子は、毎回応援スタッフとしてご協力いただいている「寄り添いたい」のF様のお孫さん、中学1年生のA美ちゃんです。パソコンが得意で名刺作成をやってみたいと志願し、助っ人として大活躍でした。A美ちゃんありがとうございました。

3階会場では、富岡町と浪江町の懐かしい小中学校の校歌が現在の学校の映像を背景に披露されていました。これは、同窓生同士が共に校歌を歌う事で、新たな繋がりを生み出して行くことを目指しています。何十年ぶりの校歌でも歌えるものですね。

午前中の催しものを楽しんだ後は、お腹も空き待望の昼食です。今回も1階のレストランにてあゆむ会とつなぐ会有志による手作りの「豚汁付き和定食」が提供され、家庭的な手料理が大好評でした。味付けが最高とのお褒めの言葉も。(料理の達人Iさんの味付けだよ)

お腹を満たしたところで、皆さん5階会場へ。 午後の催しものの始りです。
最初に富岡町出身のYさん親子による社交ダンスが披露されました。広いフロアーを華麗にそしてダイナミックに舞う姿に圧倒され溜息です。


最後のステージを飾ったのは、「ならは天神太鼓・うしお会」の太鼓演奏です。この会は2度目の出演とのことで堂々たるものでした。腹の底に響くような勇壮な太鼓演奏と踊りが披露され、懐かしい故郷を思い出しながら演奏に聞き入っていました。(雄姿に感激し涙が・・・)


楽しい時間は瞬く間に過ぎ、つなぐ会会長より閉会の挨拶を頂き、参加者全員による記念撮影を行って、会は終了となりました。
避難されている方々からの、”ありがとうね” の言葉に感激し、お手伝い出来る喜びをかみしめた一日となりました。
ご協力頂きました皆さま、お疲れ様でした。そして、心より御礼申し上げます。

(報告:あゆむ会スタッフTS、写真:あゆむ会スタッフMS/RK)

第10回ふるさとコミュニティinかながわ
主催:NPO法人かながわ避難者と共にあゆむ会
共催:かながわ東北ふるさと・つなぐ会
協力:東京福島県人浜通り会、株式会社ファンケル、富岡町出身Y様親子
ならは天神太鼓・うしお会横浜・港北ユニカール倶楽部
azbilみつばち倶楽部、かながわ寄り添いたい
NPO法人かながわ311ネットワーク
かながわ災害ボランティアバスチーム
NPO法人神奈川災害ボランティアネットワーク
後援:岩手県、宮城県、福島県、神奈川県

(順不同、敬称略)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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