大型台風の接近が懸念された７月２８日と２９日の２日間、「山梨・神奈川 東北ふるさとの集い」が山梨県の石和温泉「旅館きこり」で開催されました。この旅館は、山梨県に避難された皆さんが、避難当初にお世話になった懐かしいお宿です。
この集いは、「東日本大震災・山梨県内避難者と支援者を結ぶ会」様と当会「かながわ避難者と共にあゆむ会」の合同で企画されたものです。離れた地域に避難されている方々同士の交流を図ることを目的としたものです。
横浜からのバス移動でちょっと疲れたので一休み。これから会う同士との交流を楽しみに皆さん笑顔です。
会場に到着後、まもなく交流会が始まり、まず初めに「つなぐ会」の会長が挨拶をし、つなぐ会の発足のいきさつが紹介されました。続いて、山梨に避難された際に１ヶ月以上、当館「きこり」にお世話になったとおっしゃった奥田様から、山梨に避難してきた当初からの状況についてお話いただきました。
その後、参加者４２名により自己紹介・現在と避難前のお住まいや交流会に参加されたお気持ちなどをお話いただきました。
紹介が終了した後は、スタッフより「７年経って思うこと」、「今の生活について、楽しいこと・良かったこと・心配事・困りごと」、「ふるさとへの想い」等のテーマが提示され、それぞれのテーマについての想いをメモにつづり、お互いの心境を語り合いました。
交流会の後は、長旅の疲れを癒す温泉へ。そして、最大の楽しみの懇親会が始まりました。
懇親会場では、美味しい料理、お酒をいただきながら、ふるさとの言葉で語り合い大いに盛り上がっていました。また、山梨から参加された可愛い３歳のMちゃんの存在が注目の的で皆さんを和ませていました。（可愛い天使が、離れている同士の絆を結びましたね）
翌日は台風の影響もなく、当館の前で笑顔で記念撮影です。
参加された皆さんそれぞれが、楽しいひと時の思い出を持って横浜へと帰りました。
この集いに際し、「東日本大震災・山梨県内避難者と支援者を結ぶ会」様のご協力に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
（報告：あゆむ会スタッフ TS 写真：MS）
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