【報告】11/19(土)「第13回ふるさとコミュニティinかながわ」を開催しました


11月に入り寒暖の差が激しい日々が続きましたが、この日は汗ばむような温かさの11月19日土曜日、「第13回ふるさとコミュニティinかながわ」がいつもの波止場会館で開催されました。

新型コロナウィルスの感染拡大が懸念される中での開催でありましたが、出来るだけ互いの密を避けるよう企画段階から配慮に努めました。

あゆむ会山内理事長の開会に続いて、参加した富岡町復興支援の方々からの挨拶があり会は朝9時30分に始まりました。
この日の会場での催しは、午前中5階のホールでのものづくりコーナー、4階談話室でのADR関連と住宅関連の相談コーナー、更に3階会議室での生け花体験コーナーが開催され、参加者は密になることを避け、あらかじめ予約された時間帯に分けての参加となりました。

広域避難者支援連絡会in東京の主催で全国の8団体とオンラインで結び、互いの拠点で活動する避難者と支援者同士での意見交換や音楽演奏やゲームを行いオンラインでの交流を図りました。
また、5階のメインホールでは、つなぐ会が主催するチャリティーバザのコーナーが設けられ、参加者が持ち寄った様々なグッズの販売が行われ、中でも横浜市内で家庭菜園をしている有志の方から、ネギやダイコン、小松菜などの朝どれの新鮮野菜が提供され、注目を集めました。
合間には事前に参加者から送られた写真を展示するコーナーも設け、写真を見ながら談笑する様子も垣間見えました。

昼時間には、1階のレストランSalaで用意した温かい家庭的は食事が提供され、美味しい手作りのハンバーグ定食をいただきました。

午後の部は、5階のメインステージにおいて、ダメじゃん小出氏によるお笑いステージから始まりました。
帽子と眼鏡を使ったパフォーマンスから、駒回しや皿回しなどの大道芸と共に軽妙なジョークを織り込んで、会場は爆笑に包まれました。


次に出演したのは、あゆむ会の理事の一人が教鞭をとっている、聖光学院中学校・高等学校の協力で出演いただいた、吹奏楽の演奏が披露されました。


そして、最後にステージで披露されたのが標葉せんだん太鼓保存会よる、勇壮な太鼓演奏でした。


演奏に先立っての会長の挨拶にもあったが、せんだん太鼓のふるさとコミュニティへの出演は、8年前の2014年に吉野町市民プラザで開催された第5回のふるさとコミュニティ以来、2回目の出場となります。
せんだん太鼓は震災で避難されている方々を支援して下さる皆様への感謝の気持ちを込めて、全国各地で演奏活動を続けているとのことでした。
今回の催しに参加した避難者の方々の多く人が、ふるさとの懐かしい、せんだん太鼓の演奏を目当てにして参加していました。
太鼓の演奏会の後に、臨時の太鼓演奏教室が開かれ、太いばちを握りしめての初めての大太鼓の演奏を体験している、和やかな状況が見られました。

楽しい時間は瞬く間のうちに過ぎ、最後に参加者全員の記念撮影が行われたましたが、会の参加者と出演者も含めての撮影となり、カメラの枠に収まり切れない状況とでした。
全てプログラムが終了し、参加者は再会を期して散会しました。
波止場会館の5階の窓から見える象の鼻パークには、多くの人々が暖かかい午後のひと時を楽しんでいる姿が望まれていました。

開催概要
 開催日時:2022年11月19日(土)9:30~15:40
 会場:波止場会館(横浜市中区海岸通1-1)5階、4階、3階及び
   1階(レストランSala)於いて
 主催:特定非営利活動法人かながわ避難者と共にあゆむ会   
 共催:かながわ東北ふるさと・つなぐ会、
 協力:かながわ「福島応援プロジェクト」(kfop)
 後援:岩手県、神奈川県、福島県、宮城県(五十音順)

参加者合計:102名 内訳:避難者の方;38名 復興支援員;5名 
ボランティア関係;18名 出演者等;41名 

(報告:T.S、写真・動画:M.S、K.A、R.K)

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