【報告】10/5(土)「第11回ふるさとコミュニティinかながわ」を開催しました


秋とは思えない陽気に恵まれた10月最初の土曜日、横浜・大さん橋を臨む波止場会館にて「第11回ふるさとコミュニティinかながわ」を開催しました。
顔なじみの方やお久しぶりの方、そして初めて来てくださった方に加えて、スタッフ・来賓など総勢126名の人出で、終日会場は大にぎわいとなりました。

恒例のハンドマッサージ(ファンケル様ご協力)でお話ししながらの癒しの時間。

名刺作成コーナーは今回も大人気、「最近引っ越したので、名刺作ってもらって助かる~」という嬉しいお声も聞かれました。

毎回大人気、避難当事者団体「かながわ東北ふるさと・つなぐ会」主催のチャリティバザー。
回を重ねるごとにご関係者からの出品も増えて、開場時は驚くような品揃え。
お酒や食品はあっという間に売り切れ、他の出品物も多くの方にご購入いただけました。

今回のものづくり体験は水引きアクセサリー。
なんと33名の方が参加、細かな作業に悪戦苦闘しながらも楽しそうに素敵な作品を仕上げてらっしゃいました。

昼食は会場の1階レストランSaLaをお借りして、避難者I様をリーダーに避難者・支援者の調理チームが早朝から準備。
豚汁・鯖の塩焼き・小鉢・ご飯の美味しい和風定食を計108名に提供いただきました。

毎月のお茶っこで実施している、イスに座ったままでもできる「簡単!ヨーガ療法」。
日本ヨーガ療法学会のご協力により、今回はじめてこのイベントでも実施。
5階ステージの合間に観覧の皆様に短いヨーガを2回、そして静かな3階別室で計14名の方にヨーガ療法を体験いただきました。

4階ではお茶・コーヒーをいただきながらゆっくり語り合える談話コーナーで、多くの方が笑顔で語り合っていました。
同じく4階では司法書士会のご協力によるADR法律相談コーナーには3件のご相談を受けました。
また環境省による放射線相談コーナーも開催しました。

午後からのステージでは、最初に「浪江町と富岡町の小中学校の校歌を歌うプロジェクト」メンバーと賛同者による合唱を披露。
今回のステージまでに4回の校歌練習日を積み上げ、当日は練習参加者以外からも合唱に参加していただける方も出てきて小松真由美先生の伴奏に合わせて10名で浪江町の小学校3校、富岡町2校の校歌を歌いました。
そして「翼をください」「見上げてごらん 夜の星を」「この広い野原いっぱい」の歌を会場の皆さんと一緒に歌いました。

そしてふるさとコミュニティには2回目の登場となる ダメじゃん小出さんのお笑いステージ。
前回はジャグリングを披露いただきましたが、今回は少し(かなり?)ブラックなお笑いトークショーに会場全体で大爆笑!
二千円札、お久しぶりでしたね~。

最後のステージは、福島県いわき市出身の大原未登里さんの歌謡ミニステージ。
素晴らしい歌声に、当会鈴木顧問の奥様が艶やかな着物姿で1曲舞踊で共演もありました。
持ち歌の演歌からガラリと趣向を変えたピアノの弾き語りも披露して、「とんぼのめがね」「花は咲く」を会場全体で合唱しました。

笑顔の絶えない時間を過ごしていたら、あっという間に終了時間。
こちらも恒例の記念撮影後も名残惜しそうにおしゃべりを楽しまれていました。
ご来場いただいたみなさま、また何かの折にお目にかかれるのを楽しみにしております!

第11回ふるさとコミュニティ in かながわ

避難者来場者数:51名
被災3県自治体・支援員等:13名
来賓・協力関係者:37名
ボランティア参加:25名

主催:
 NPO法人かながわ避難者と共にあゆむ会

共催:
 かながわ東北ふるさと・つなぐ会
 ふるさと想う会

協力:
 東京福島県人浜通り会
 株式会社ファンケル
 日本ヨーガ療法学会
 かながわ寄りそいたい
 かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)
 かながわ災害ボランティアバスチーム
 NPO法人神奈川災害ボランティアネットワーク

後援:
 岩手県
 宮城県
 福島県
 神奈川県

(報告:M.S、K.N、K.K、T.T 写真:R.K、M.S)

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