雨模様の7月9日(土)吉野町市民プラザで双葉町交流会ふるさとの集いin横浜を開催しました。双葉町と共催の交流会は2回目となります。恒例になっている「いわき・まごころ双葉会」の10名の皆さまもいわき市から神奈川に避難されている方々との交流のためにお越しくださいました。
今回は神奈川県近隣に避難されている双葉町の皆さま13名がご来場されました。また、双葉町 伊澤町長が神奈川近郊に避難されている町民のために駆け付けてくださいました。
交流会はアカペラのウェルカムステージで幕をあけました。出演は首都圏の学生を中心とした歌の支援活動を行っている団体Always With Smileの皆さんです。肉声のみとは信じられないほど素晴らしい調べが会場にひろがり、ご来場者全員が熱心に聞き入っていました。
伊澤町長は「双葉町の取り組み」というテーマでお話しされました。
双葉町は、96パーセントが帰還困難区域であり、取り巻く状況は依然として厳しい現実はある。しかし、その中でも産業拠点を町内に整備して復興拠点とするなど着々と復興計画への取り組んでいることをお話していました。“かならず帰還し復興をはたすという信念をもって取り組んでいく”と力強いメッセージをご来場の町民の皆さまへ送っていました。神奈川に避難している方々も「(町長から)直接、話が聞けてよかった」と明るい表情をみせていました。
当会理事長 鈴木からは双葉町の復興を祈念して、当会会員の画家 長崎羊子氏が描いた双葉町の少女をイメージした絵画を伊澤町長に寄贈させていただきました。
懇談コーナーでは、神奈川県近隣に避難されている方々と「いわき・まごころ双葉会」の皆さんとの再会の歓声が会場のあちらこちらであがりました。どなたも久しぶりのふるさとの言葉で梅雨空を吹き飛ばすように歓談の花が咲いていました。
最後に双葉町民の歌を会場の全員で歌い、集合写真を撮影して盛会のうちに終了しました。
この交流会は”かながわ東北ふるさと・つなぐ会”と”かながわ「福島応援」プロジェクト(kfop)”のご協力をいただき、和やかに運営を進めることができました。この場を借りてお礼を申し上げます。
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