【報告】かながわ福島支援ふるさとバス第6便を実施しました


かながわ避難者と共にあゆむ会では、「かながわ福島支援ふるさとバス」事業の第6便を実施しました。これは、あゆむ会からの情報提供に同意いただいているご登録者のうち、主に福島県から避難されている方を対象に、ふるさととの絆の維持や現地にお住まいの方々との交流などを目的として実施したものです。

この事業は、2013年8月の第1便から「一時帰宅支援」を目的として不定期に実施してきましたが、回を重ねるごとに、現地との交流もこの事業の大事な側面であることを実感し、この第6便では交流の機会を重視した行程としました。2015年最初の活動となりましたが、天候にも恵まれトラブルなく実施完了できました。ご参加・ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

《概要》

日程:2015年1月10日(土)~1月12日(月・祝)
参加者:往路13名/復路12名(のべ25名)、スタッフ9名

《活動内容》

●双葉町ダルマ市への参加・交流
1月10日(土)、11日(日)
伝統ある双葉町ダルマ市(2013年以降はいわき市にある南台応急仮設住宅で開催、主催:夢ふたば人)に、今回、かながわ避難者と共にあゆむ会として「水餃子スープ」のブースを出店しました(一部スタッフが9日から現地入りして準備)。10日は、横浜を出発したバスでダルマ市に直接向かい、全員で現地の方々との交流を楽しみました。11日はご希望者2名、スタッフ6名が引き続きブース運営で参加しました。

●復興住宅見学(自由参加)
1月11日(日)
午前中に郡山市の麗山復興住宅モデルルーム、午後にいわき市の小名浜復興住宅モデルルームを見学しました。郡山では1名、いわきでは2名が見学されました。すでに復興住宅への入居が決まった参加者もおられ、入居後のイメージを具体的に持っていただけたようです。

●富岡おだがいさまセンター訪問(自由参加)
1月12日(月・祝)
郡山市にある、富岡町から避難されている方々向けの応急仮設団地集会所を訪問し、交流しました。現地の方々で結成された踊りの会より、花笠音頭やフラダンスをご披露いただきました。

《感想》

周囲に気兼ねのいらない貸切バスであることもあり、往復の間に参加者の皆様から感想や率直なご意見を聞かせていただきました。

今回も、自由行動の間はそれぞれご親戚やご友人と過ごされた方が多く、2泊の行程はゆっくりできて良かったとの声がありました。また、一時帰宅された方や、春には復興住宅に入居予定の方、避難先で住居購入を検討されている方、それぞれに不安や迷いがあることも改めて確認できました。

行程や交流に関して皆様から伺ったご感想を元に、今後の企画に活かしてまいります。

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